インフルエンザA型B型の症状と特徴!下痢や微熱が続くのはどっち?

病気

インフルエンザA型が流行っているだのB型だのとよく聞くと思います。

インフルエンザのA型、B型の違いって何でしょうか?
型によって症状に違いがあるのでしょうか?

インフルエンザのC型というのも聞いたことがある方もおられるでしょう。

これらは何がどう違うのでしょうか?

微熱下痢など症状が続いたり、インフルエンザのA型B型の同時感染はあるのでしょうか?

そこで今回はインフルエンザウイルスのA型、B型、C型の違いと特徴をまとめました。

インフルエンザウイルスの総論

インフルエンザウイルスはオルトミクソウイルス科RNAウイルスです。
強い伝播力をもち、世界規模の流行が起こる多数の患者が発生します。
感染は飛沫感染です。
症状は発熱全身倦怠感頭痛関節痛筋肉痛などの全身症状と咽頭痛・鼻水・咳などの呼吸器症状がみられます。
約1週間の経過で回復しますが、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎などの細菌性の2次感染を併発することもあります。
C型は小流行で臨床症状も軽いものです。

迅速検査はA型とB型があります。

ちなみに、鳥インフルエンザはA型にあたるものです。

インフルエンザ合併症


小児:インフルエンザ脳症

インフルエンザ脳症のうち脂肪変性を伴う肝臓障害と脳浮腫を特徴とするものを「Reye症候群」(ライ症候群)と言います。
進行が早く予後不良です。
小児では、中耳炎喉頭気管気管支炎(クループ)の合併が見られます。
Reye症候群では、解熱剤のアスピリンの使用が関係していると考えられています。
このため、小児のインフルエンザ患者へのアスピリン投与は避けられます。

高齢者:肺炎

肺炎には、原発性のインフルエンザウイルス肺炎、二次性細菌性肺炎、両者の混合性肺炎があります。
混合性肺炎が最も多く、原因菌の主なものは、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌です。

構造によるインフルエンザウイルスは分類

A型B型の構造は一本鎖RNA(8分節)
・赤血球凝集素(HA):ワクチンに利用
ウイルスがヒト細胞に吸着・侵入するために必要なもの。
・ノイラミニダーゼ(NA)
増殖したウイルスが細胞外に遊離するために必要なもの。
ウイルスはビリオンという感染できる型になって感染します

インフルエンザA型の特徴

A型のインフルエンザは最も一般的に知られているインフルエンザの型です。
インフルエンザと言えばこのA型を思い浮かべるでしょう。

人畜共通で人以外にも鳥、豚、馬などにも感染するインフルエンザです。

A型のみHA(赤血球凝集素)とNA(ノイラミニダーゼ)がありそれが様々な種類の元です。この2つが変異して多様な種類に変化します。

HAには15種類、NAには9種類の抗原性の異なる亜型があり、それぞれが組み合わさって144種類もの型になります。

A型インフルエンザの特徴

感染者:ヒト、鳥、豚、馬など
種類:144種類
時期:12月~1月が多い
症状:38度を超える高熱、全身症状、関節痛、筋肉痛、喉の激し痛みなど
合併症:肺炎、インフルエンザ脳症を超すことがある
解熱まで:1日程度
流行:世界的な流行になりやすい
ワクチンの予測も立てにくいインフルエンザウイルスである。

インフルエンザB型の特徴

近年では毎年流行しています。
A型とは違い、腹痛や下痢など消化器系の症状を訴える方もおられます。
ヒト~ヒトでしか感染しません。
感染力はA型同様に強いものの、高熱にはなりにくくA型程流行しません。

B型インフルエンザの特徴

感染者:ヒト
種類:2種類
時期:2月~3月が多い(最近ではB型のほうがA型より早く流行している)
症状:腹痛、下痢、嘔吐、微熱が続く
解熱まで:2~3日程度
流行:高熱にならないことが多いため病院の受診が遅れ周りに感染させる恐れがある

インフルエンザC型の特徴

C型インフルエンザが問題になることはほぼないと考えてよいでしょう。

インフルエンザの迅速検査もC型は判定できません。(AとBのみ)

C型インフルエンザにかかると免疫を獲得し、終生その免疫が持続すると考えられています。

再びC型インフルエンザに罹ったとしても、通常の風邪と思う事でしょう。

A型、B型のインフルエンザは季節性インフルエンザですが、C型のインフルエンザは通年性です。
免疫力の弱い5歳以下の子供がかかることが多いです。

C型インフルエンザの特徴

感染者:ヒト(5歳以下の子供がほとんど)
感染力:弱い
種類:1種類
時期:通年性
症状:風邪とほぼ同じ症状、鼻水などの鼻かぜ
流行:ほぼない
免疫持続:終生(2度感染することはほとんどない)

インフルエンザA・B型の同時感染はあるの?

結論から言うと、A型とB型が両方が同時感染することはあり得ることです。
A型とB型のインフルエンザは違うのでA型にかかってもB型の抗体はできません。なので例えば先にA型にかかり、治らないうちにBも感染してしまう事があるのです。
通常はA型とB型の流行時期はずれているのであまり気にすることはないと思います。

インフルエンザにかかったら今年はもうかからないってホント??

インフルエンザにかかると、これで今年はインフルエンザにかからないぞ!と思う方も多いと思います。

確かに、一度インフルエンザにかかるとそのウイルスに対する抗体ができるのでワンシーズンはかかることはありません。

しかし、それは同じ型のウイルスだった場合です。

A型にかかってもB型にまたかかることもありますし、A型は特に型の変わりやすいウイルスです。

A型インフルエンザウイルスは体内でどんどん進化し変異していくので新型インフルエンザが出てきます。

流行前に作ったワクチンの対象になるウイルスとこの流行するウイスルの型が異なる可能性もあります。

A型にかかっても、ウイルスが変異して違えばたとえ同じA型でも違うものなのでまたA形に感染することもあります。

ですから、インフルエンザにならない様に感染予防することが重要です。

最後に

インフルエンザの種類についてでした。A型は特にウイルスが変異しやすいのでワクチンも予想して作るのが大変そうですね。

大外れになることはないようですが、ワクチンで少しは症状が軽度になることを祈ります。
そして、一番はやはり感染しないようにすることです。

なるべく人込みは避け、マスクを着用しましょう。
ウイルスは乾燥していると勢いを増します。
なので、加湿をして対策しましょう。

今年はインフルにかからないようにしたいです。(←私も)

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