ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナが心配です。
ウクライナのゼレンスキー大統領はどんな人物なのでしょうか?
プーチン大統領はよく聞きますが、ウクライナの大統領であるゼレンスキー大統領はどんな方なのか気になりませんか?
戦争なんてなんで起こるのでしょう?
今回の軍事侵攻に対しても良く分からないことが多く、
そういえばウクライナの大統領って何しているんだろう?
ロシアが攻め込む理由がウクライナの大統領にあるのか?
と思い、ゼレンスキー大統領について調べてみると、俳優・コメディアン出身であったことが判明しました。
俳優やコメディアンから政治家ましてや大統領になれるの?
調べてみると、ゼレンスキー大統領についていろいろ分かってきましたのでまとめます。
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ゼレンスキー大統領の政治的評価どんな人物?
名前:ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー
職業:第6代ウクライナ大統領
生年月日:1978年1月25日(現在44歳)
出身大学:キエフ国立経済大学法学部
前職:俳優・コメディアン
功績:ウクライナ汚職への取り組み・COVID-19の流行と経済不況の管理など
芸能活動は、さまざまな映画やドラマに出演しキャリをを積んでいくなかで、オレンジ革命、マイダン革命など大衆の意見に従い自由主義革命を支持していたようです。
また、ロシア語圏の反発を恐れずに、ウクライナ軍に多額の寄付も行っていたようです。
ロシアのバラエティー番組にウクライナ代表のアマチュア芸人として出演したこともあるそうです。
ゼレンスキーが大統領選に立候補したのは、2019年のことです。
現職のペトロ・ポロシェンコ大統領を破り当選しました。
それからは、政治家の汚職問題や新型コロナウイルス対策などに打ち込みました。
ウクライナの国民から大きな期待をもたれ、大統領になったゼレンスキー大統領ですが、
最近のふるまいは良いものではなかったようです。
ゼレンスキー大統領はロシアが軍事侵攻をする前、反ロ・ナショナリズムをあおっていたようです。
権威主義的な振る舞いを見せるようになったことで国民から批判されているようです。
汚職にまみれた政治家を排除し、クリーンな大統領として支持を得てきましたが、今度は自分が権威をたてに取り、考え行動していることから政治家になると悪な部分が見えてくるのかもしれませんね。
ゼレンスキー大統領は、今SNSを使いウクライナ国民、ロシア国民に訴えかけています。
ゼレンスキー大統領はロシア語もできるため、ロシアの兵士に対しても、自分の命を大切にするように呼びかけています。
ウクライナ政府はロシア人に対しても武力を使っての解決を望んではいないのです。
ウクライナのゼレンスキー大統領の支持率は急上昇をしており、俳優もしていた経験もあり民衆を引き付ける力をもっているのだと思います。
ロシア侵攻前の支持率は41%だったのに対し、現在では91%まで登っています。
大統領や閣僚などはロシアから命を狙われています。
ゼレンスキー大統領は、今欲しいのは逃げるための飛行機ではなく、武器や弾薬だと話しています。
確実に命を狙われていると知っていても、国民や子供たち、祖国を守るためにSNSを使って世界に呼びかけています。
ゼレンスキー大統領は俳優やコメディアンをしていたってホント?
ゼレンスキー大統領はウクライナで国民的人気の俳優・コメディアンとして活躍していたようです。
大学ではキエフ国立経済大学で法学の学位を取得しているようです。
その後、コメディーの道へ進み自ら会社を設立しています。
「Kvartal95」という制作会社で、映画・漫画・テレビ番組を制作しているようです。
その制作会社で、ゼレンスキーが「ウクライナの大統領という役」を自ら演じ大ヒットしたようです。
その演じたウクライナの大統領という肩書きをそのまま本当のウクライナの大統領になってしまったというわけです。
ゼレンスキー大統領が演じたウクライナの大統領は「国民の僕」という名前でドラマになっています。
「国民の僕」ドラマの内容は
ドラマでは、中学の歴史教師が国の腐敗に怒りを爆発させる様子がSNSに投稿され、大人気となり、大統領に当選、政治経験の全くない元教師の大統領と友人のグループが「国民の僕」として、既存の政治勢力とそれを支配する財閥に対して戦いを進めるというストーリーです。
ウクライナのゼレンスキー大統領はなぜ大統領になれたの?
「国民の僕」のドラマではウクライナの大統領役を演じていました。
ドラマでは、汚職が蔓延した当時の政治勢力と戦う姿が演じられてきました。
当時、実際にウクライナでは政治家の汚職が蔓延しており、今のウクライナの政治家に不満が強かったことが要因にあるようです。
ウクライナの国民は「国民の僕」で政治勢力と戦う姿をみせることで、
大統領になったとのシナリオが国民にすでに植え付けることに成功したとも言えます。
政治経験がないにもかかわらず、腐敗した当時のウクライナ政権と戦うと「私はドラマ同様国民の僕になる」と宣言しており、
世論の支持をドラマで勝ち取り、他の立候補者にリードし続け今のウクライナの大統領になったようです。
汚職の一掃を目指す姿が当時ウクライナの国民がまさに望んでいたことなのだと思います。
ドラマ同様に汚職を一掃すると公言したことで、国民の大きな支持を得たのでしょう。
ゼレンスキー大統領の評価まとめ
ウクライナのゼレンスキー大統領は本当に元俳優・コメディアンだったようです。
驚きましたね。それでも難しい新型コロナ時代の大統領を務め汚職問題を解決するなど国民の期待に応えたと言えます。
ゼレンスキー氏が俳優・コメディアンだったころ、「国民の僕」のドラマの役がそのまま国民の心に刺さり爆発的大ヒットをだしたことで、世論がドラマの再現をして欲しい!大統領になって欲しいという声で立候補し見事当選したようです。
芸能活動をされていたころからウクライナ軍に多額の寄付をするなど政治的にも関心があったと言えます。
早く、ウクライナとロシアが仲良くしてくれる事を祈ります。
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