私立高校無償化が始まり、年収によってはギリギリのラインで恩恵を受けられない場合もあります。
私立高校無償化で支援額が外れてしまった方や対象となる年収や共働き世帯、パートの場合はどうなるのか?
上手く控除を活用することができれば、諦めずに私立高校無償化制度を利用できますのできちんと見直してみましょう!
ちゃんと調べてもなんだかあっているか分からない。難しそうと思う方は専門のプロに聞く事もできますよ。
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私立高校無償化の世帯年収はいくら?
私立高校授業料無償化は控除をきちんと利用すると、ギリギリで支援を受けられない人ももしかしたら対象世帯になる可能性があります。
満額支援であれば、年間396000円で、高校3年間で1,188,000円も違います!
都道府県や自治体、共働きや扶養家族の人数などによっても変わってきます。
あくまで参考のシュミレーションです。
私立高校の授業料無償化の判断基準は世帯年収ではなく、「課税所得」です。
課税所得とは、
市町村民税の課税標準額×6%ー市町村民税の調整控除の額=課税所得
市町村民税の課税標準額は住民税の通知書に記載があります。
収入から給与所得控除や社会保険料控除などの各種控除額を差し引いたもの
例:市町村民税の課税標準額が300万円の場合は課税所得は178,500円です。
300万×6%ー1500円=178,500円
市町村民税の調整控除額はほとんどの人が1500円
*違う人もいますので注意!
課税所得額が154,500円未満→支援上限額が396000円
154,500円以上304200円未満→118800円になります。
年収がほぼ同じでも私立高校無償化制度が受けられたり、受けられなかったりするのは控除金額や家族構成や子供の人数によっても違いが出るためです。
計算が良く分からない、私立高校無償化の対象なのか?
また控除できるものはないか相談するのが一番です。
高校、大学と学費を含め前もって相談しておけば、知っているだけでお得になることもあります。
地域別に相談できるのでより細かく相談できますよ!
同じママさんFPにオンライン相談も可能!
*無料相談は何度でも無料だそうなので、相談をしたから保険の加入する必要もありませんしゆっくり決めて「お金について知る」ということが重要です!
私立高校無償化パート扶養内の場合は?
旦那さんの年収だけではなく、世帯での年収なので扶養内の場合も課税対象がある方は要注意!
パートの課税がある方はiDeCoなどを利用して節税するのが良いと思います。
NISA&iDeCoの使い方の本はコチラ
私立高校無償化の共働き世帯は?
共働き世帯では、年収が超えてしまっている場合も多いと思いますが、控除を上手く利用すると私立高校授業料無償化制度を利用できる可能性があります。
年収ではなく、重要なのは「課税所得」です!
控除できるものを洗い出しましょう。
共働き世帯では見落とされがちなのは生命保険料の控除です。
生命保険控除は夫婦分散申請を行えば年末調整や確定申告で控除できるものがあるかもしれません!
医療費控除とセルフメディケーションについてもどちらかしか受けられないので、
控除額が大きい方を選択しましょう。
\分からないことを聞いてみる/
私立高校無償化で年収がギリギリの場合の裏ワザ控除は?
地域によっても区切りが違いますが、年収によって所得制限ギリギリの方はなんとか控除できるものはないか確認する必要がありますよね。
私立高校授業料無償化は控除を上手く利用すると支援が受けられるかが大きく変わります。
この機会に見直しをしてみるといいと思います。
控除できるものは、
①iDeCo(個人型確定拠出年金)
②生命保険料控除
③医療費控除やセルフメディケーション税制など
控除できるものを探して課税所得を下げることで支援を受ける事ができたり、多くの金額をもらえるようになりますので是非見直しを!
医療控除とセルフメディケーションはどちらかしか控除できません。
共働き世帯の場合、例えば夫が医療控除を受け、妻がセルフメディケーション控除することもできます。
セルフメディケーション税制とは、
風邪薬など年間12000円を超えた分について控除が受けれる制度。
控除の上限金額は88000円まで。
セルフメディケーション税制の対象となる薬はどんなものがあるか気になる場合は楽天などで検索すると分かりやすいです。
イブクイックやルルアタック、アレジオン、アリナミン、ニキビ薬など様々なものがありますよ。
*ネット購入できますが、販売店の領収書が必要です。
ドラッグストアのレシートを持っておくと良いでしょう!
またこの控除はすぐに適応できるものではないので受験ギリギリで考えるより1~2年前からしっかりと見直しをして控除できるものを探しましょう
とにかく、早めに見直しをするべきです!
控除に関しても良く分からない方はフィナンシャルプランナー(FP)の方に聞くのが確実です。
相談することで子供に行きたい学校を諦めてもらわずに済む場合もあります。
支援を受けられるかギリギリ、家計に負担になるという方はプロに相談すると気持ちもお金も楽になりますよ。
\ギリギリの方は要確認!/