ライゾマティクスとは何か!メンバーは誰?展覧会はどこでいつあるの?

ライゾマティクスとは何か!?あまり知らない方もいると思います。

ライゾマティクスについてメンバーは誰がいてどんなことをしているのか気になるところです。

今後活躍する演出集団のライゾマティクスは何なのか?

 ライゾマティクスのメンバーは誰がいるのか?

展覧会はどこでいつあるのか?

について情報をまとめました。

Contents

ライゾマティクスとは何か!どんな会社なのか?

ライゾマティクスとは、あまり聞きなれない方も多いかもしれませんが、リオ五輪閉会式や紅白歌合戦のステージ演出を手掛けている世界に誇れる技術を持っています。

技術と表現の新しい可能性を探求するプログラマー、エンジニア、デザイナーなどから構成される演出技術の専門家集団の会社です。

嵐やPerfumeなどといったアーティストの活躍の裏にはライゾマティクスのメンバーの活躍があります。

展覧会も開催しているようなので今後注目の会社になること間違いありません。

2021年1月末に社名を株式会社ライゾマティクスから【株式会社アブストラクトエンジン】に社名変更しています。

今はまだ、ライゾマティクスの方が聞きなれた方も多いかも知れませんね。

2006年に設立した会社で「Research」「Architecture」「Design」の3部門が存在していましたが、

2021年現在、「ライゾマティクスリサーチ」は、「ライゾマティクス」として改めました。(研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に扱う部門)

「ライゾマティクス・アーキテクチャー」は、「パノラマティクス」として改めました。

(デジタル・テクノロジーを活かしたクリエイティブで得られる体験を、空間・都市といった世界まで拡張し、建てて終わりの建築ではない変化と進化を続ける建築を生み出す部門)

新会社として、株式会社フロウプラトウが設立されました。

ライゾマティクスは「テクノロジー×ヒューマニティ(人間性)」という大きなテーマで世界的に活躍をしているプロの演出専門集団です。

「Body Hack」という思想を用いて新しい事を実現するための【R&D(研究開発)をしています。

ハックという言葉があるように、テクノロジーで体を操り人を中心にして実験を行い日々新しいことに挑戦しています。

あくまでも人間ありきのこの思想とても現代美術的だと思いました。
人とテクノロジーの共存で新しい芸術、人を感動させる演出を生み出しているんだと思いました。

YouTubeでもメンバーの真鍋大度さんが実験を行う様子をアップされて、世界中で拡散されました。

ライゾマティクスの手掛けている作品や実験のまとめ

 

電気信号で顔面を操る(顔面ハック)

テクノロジーを駆使して人の歯を光らせる(PARTY IN THE MOUTH)


こんな集団が町を歩いていたらビビりますよね(´゚д゚`)
でも新しい発想だと思います誰も思いつかないからこそいいのだと改めて思いました。

顔面プロジェクションマッピング

ダンスとテクノロジーを掛け合わせたパフォーマンスELEVENPLAYとコラボ

Perfumeの演出にはライゾマティクス!

何がどうなっているの?!と思うような最新の演出だと思いました!近未来みたいな感じでワクワクしましたね(*´▽`*)

紅白歌合戦のPerfumeの演出でも話題になりました!
ドローンに人間らしい動きをプログラムして演出しました。
さらに照明技術も駆使して照明×撮影の技術をもったドローンが近い将来に私たちの生活に入ってくるだろうと思わせてくれました。

Perfumeと言えば、ライゾマティクス!の演出というイメージがしっかりこびりつきました

>>>Pefumeとライゾマティクスはいつから活動し始めたのか?

auのCMにも携わりました(FULL CONTROL YOUR CITY)

未来感のある携帯会社っぽいCMですごいいいなと思いましたね。

そろそろ5Gも浸透しつつありますし、こういった未来を創造できるCMっていいですよね
すでに7年も前に先駆けだったのでしょうね(^_^)/

世界最速ラップをエンジン音と光を用いて再現

ホンダ セナがたたき出した世界最速ラップをエンジン音と光を用いて再現したプロジェクトも手がけました。

カンヌライオンズ2014では15個の賞を受賞しました。さらに、最高賞といわれるチタニウムライオンのグランプリも獲得しています。

人とだけではなく、車のエンジン音まで技術を用いて思い出の『あの時の!』と思い出させてくれる人の思いも再現してしまいました!

当時のことを思いだした方々の涙は感慨深いですね。

このライゾマティクス【株式会社アブストラクトエンジン】は常に学ぶこと教育をしてきているからこそ新しい技術や演出ができる会社なのだと改めて思いました。

そんな、プロの演出専門チームのライゾマティクス【株式会社アブストラクトエンジン】ですが、チームメンバーには一体どんなすごい方々がいらっしゃるのでしょうか?

次は、ライゾマティクスのメンバーについてみていきます!

ライゾマティクスのメンバーは誰がいるのか?

ライゾマティクス【株式会社アブストラクトエンジン】の代表メンバーは5名いらっしゃいます。

ライゾマティクスのメンバー:齋藤精一(さいとう せいいち)

齋藤精一(さいとう せいいち)
株式会社アブストラクトエンジン 代表取締役
パノラマティクス 主宰

東京理科大学理工学部卒業後、建築デザインをコロンビア大学建築学科で学ばれ、2000年からニューヨークで活動し始めました。
2006年株式会社ライゾマティクス設立をしました。

(齋藤コメント)
建築を一度諦めた私は、建築よりも圧倒的に速いクリエイティブ産業に10年以上従事してまいりました。広告、ブランディング、映像、イベントやプロモーションなど、立体から、コトのデザインまで様々なデザイン領域を長年経験した後、設立10周年を期に一度自分とライゾマティクスのルーツを考えました。その上で社会をより良く変えるために、コンテンツや表現がもっと社会のエンジンになるために考えた結果、見出した自分なりの答えが、「建築・都市への回帰」でした。現在は都市開発や地方活性化、行政とのクリエイション、ICT・スマートシティ実装などに関わり、社会実装の難しさと取り組む意義が見えてきました。今回の社名変更も含めた体制変革は我々がチームとして、個人として次の段階に進むために不可欠であり、更に様々な形態とスケールで社会実装をしていく手段として長い間準備をしてきました。それを皆さんにようやく報告できるのを嬉しく思うと同時に、今後更に広がる様々なプロジェクトに皆さんと共に挑んでいければと思います。

ライゾマティクスのメンバー:真鍋大度(まなべ だいと)

真鍋大度(まなべ だいと)
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役

プログラマーでもある真鍋さん。YouTubeに色々な実験動画もアップされています。
東京理科大学数学科、国際情報科学芸術アカデミー卒業後、2006年のライゾマティクス設立しています。
2015年にはR&D的要素(研究開発)を主に行うRhizomatiks Research部門を主宰しています。(石橋素とともに)

リアルとバーチャルの境界線を無くすようなデザイン・アート、エンターテインメントをされています。

(真鍋コメント)
メディアアート・インタラクティブアートが産業に展開されはじめた黎明期に、私は初めてインタラクティブシステムの開発を業務として請け負いました。2003年当時、広告コンテンツとして制作したシステムはいずれ社会インフラへと進化することを確信し、少し先の未来を予見する様なメディアアート作品の制作を開始しましたが、YouTubeの普及とともにメディアアートの大衆への認知は一気に広がり、アートとして発表していた表現は次第に一般的なサービスやプロダクト、エンターテイメントへと変化していきます。
そして2010年代に入るとメディアアーティストが持つ想像力と実装力はSNSを通じて広く知られて行き、広告やエンタメ、そしてUX/UIデザインの領域まで活動の幅が拡張しました。カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルやD&ADなど国際的な広告賞ではメディアアーティスト達の名前が連なることも多くなり、現在では社会や産業からライゾマティクスへの要請も都市開発への監修、国際的な祭典の演出などスケールが大きいものへとシフトしています。
そういった流れの中、ライゾマティクスの活動も新たなフェーズに入ったことを認識し今回の大きな体制変革へと舵を切ることになりました。15年間培ってきた知見を元にフロウプラトウ、パノラマティクスという新しい形で社会実装を行い、同時にライゾマティクスはより一層新しい挑戦が出来ればと考えています。

ライゾマティクスのメンバー:石橋素(いしばし もとい)

石橋素(いしばし もとい)
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役


東京工業大学制御システム工学科、国際情報科学芸術アカデミーを卒業した、エンジニアでありアーティストです。
Rhizomatiks Research部門(研究開発)を真鍋さんとともに主宰しています。

(石橋コメント)
私がメディアアートの世界に憧れを抱きつつ足を踏み入れた2000年初頭からは、想像もつかなかった時代が今やってきています。アートから広告へ、さらにエンターテイメントへと領域を広げつつ、会社組織としてチームを強化しながら今日まで続けてきた結果、多くの幸運にも恵まれ、広く一般社会にも認知されるようになりました。さらにここから次のステップへ踏み出すために、今回の組織変更があります。困難な時代だからこそ、個の力を最大限に活かしつつも組織としての強さをさらに高め、活動の領域を広げていきます。新しいものを作り続けられる環境、作りたくなる環境、そしてそれを見てもらえる環境を、未来のために作ります。

ライゾマティクスのメンバー:千葉秀憲(ちば ひでのり)

千葉秀憲(ちば ひでのり)
株式会社フロウプラトウ 代表取締役
東京理科大学理学部卒業したあと、株式会社ライゾマティクスの創設メンバーでもあります。
経営実務担当兼プロデューサーとして活動されています。
企業とのコラボレーションをベースとし、社会実装と還元を目的に株式会社フロウプラトウを設立しています。

(千葉コメント)
ライゾマティクス設立からおよそ15年の間に、多くの優秀なクリエイターの方々と様々なお仕事させていただきました。クリエイターの方々は、皆違う考え方やそれぞれの信念・美意識をもって活動されていて、それを間近でみる私には、いつまでも新鮮で刺激的な毎日を送らせていただいています。彼らが求める理想の環境や体制をつくることは非常に面白いものであり、しかしながらその多様性が故にとても難しい課題だと認識しております。
私の信念は、その理想の環境と体制を考え続けることにあります。仲間たちとともに、その信念を貫き通していきます。

ライゾマティクスのメンバー:中浜大輔(なかはま だいすけ)

中浜大輔(なかはま だいすけ)
株式会社フロウプラトウ 取締役
東京理科大学理学部卒業し、2007年から株式会社ライに所属しています。
株式会社フロウプラトウでは、受託事業の担当役員をされています。

(中浜コメント)
表現に近い場所に身を置きたいという思いで2007年にライゾマティクスに身を移し、会社の成長とともに歩んでまいりました。僕たちがもっとも大切にするのは、創業期から変わらず、作り手たちの真摯にモノづくりに向き合う姿勢です。これまでよりもさらに彼らの活躍の場を整えることで、よりクオリティの高い成果を生み出し、社会に貢献してまいりたいと思います。

現在、ライゾマティクス【株式会社アブストラクトエンジン】では新メンバーを募集していました。
技術がある方は応募してみると未来の可能性が飛躍すると思いますよ(^O^)/

そんなライゾマティクスですが、展覧会を行っておます

最新技術の展覧会はどこでいつまで行われているのでしょうか?

ライゾマティクス展覧会はどこでいつあるのか?

ライゾマティクス_マルティプレックス(展覧会)が開催しています。

開催期間は、2021年3月20日(土・祝)- 6月20日(日)までです。
場所は、東京都現代美術館 企画展示室 地下2F

休館日は月曜日(5月3日は開館)、5月6日なので注意です!

開館時間
10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

料金一覧

一般:1500円
大学生・専門学生・65歳以上:900円
中高生:500円
小学生以下:無料

予約優先チケットもあるので購入していくと便利です
新型コロナウイルス感染防止対策により事前に予約しておくことをお勧めします。

ゴールデンウイーク期間(4/29~5/5)と会期末は予約優先チケットのみの販売ですので注意しておきましょう!

>>>公式サイトはここから

ライゾマティクス展覧会のアクセス方法は?

ライゾマティクス_マルティプレックス(展覧会)が東京都現代美術館 企画展示室 地下2Fで開催していますが、どうやって行くのか?アクセス方法をご紹介します

ライゾマティクス_マルティプレックス(展覧会)東京都現代美術館の場所

〒135-0022 東京都江東区三好4丁目1−1

混雑する時間帯は、お昼から徐々に増え始めます。15時前後がピークです
特に土日は多いので平日に行けるならその方が良いでしょう!

ライゾマティクス_マルティプレックス(展覧会)東京都現代美術館まで車でお越しの場合

首都高9号深川線「木場」出口から約5分で着きます。
「枝川」出口からだと約10分です。

駐車場
90台まで止めることが可能です。
料金は1時間300円で、それ以降は30分毎に150円です。
車高制限2.1m以下

ライゾマティクス_マルティプレックス(展覧会)東京都現代美術館まで公共交通機関を利用する場合

最寄り駅

東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2番出口より徒歩9分

都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3番出口より徒歩13分

東京メトロ東西線「木場駅」3番出口より徒歩15分

都営バスで「東京都現代美術館前」下車

 

都営地下鉄新宿線「菊川駅」A4番出口より徒歩15分

都営バスで「東京都現代美術館前」下車