寝苦しくて起きると大量の汗をかいていた。なんてことありませんか?
いやな夢を見たとき寝汗で気持ちが悪いという経験があります。
たかが寝汗と思っていませんか?なぜ運動しているわけではないのにそんなに大量の汗が出るのでしょう?
「もしかしたら、病気の前兆かも」と心配になることと思います。
今回は、大量にかく寝汗について考えられる病気や原因と対策についてまとめてみました。
Contents
寝汗ってなんでかくの?
普通は、汗をかいた!と思って起きることはないでしょう。
寝るときの室温、睡眠中の状態、体調により寝汗をかくと言われています。
しかし、寝ている間にコップ1杯分ほどの寝汗を書いています。
体調のバロメーターである汗は体温調節にとても役立っているのです。
人間が寝るとき寝汗のおかげで体温が下がり、入眠へと変わっていきます。
これは生理現象なので、寝汗=病気 ではありません。
汗をかいたらきちんと水分補給をしましょう。汗をかくからと水分を取らないと脱水症状になります。
気を付けましょう。
寝汗をかく原因
大量の寝汗は良質な睡眠の妨げになります。寝れない日が続くと日常生活にも支障が出てしまいます。
原因を見つけて改善させましょう!
ストレスが原因で自律神経のバランスが崩れひどい寝汗をかくことがあります。
ストレスを抱えていないという人のほうが少ないでしょうから、このケースが多いのではないでしょうか?
自律神経が乱れると交感神経と副交感神経の入れ替わりがうまくできなくなってしまい、睡眠中に優位な副交感神経の働きが悪くなり結果として大量の寝汗をかくことになるのです。
お酒の飲みすぎによるひどい寝汗
ついついお酒を飲みすぎたりしていませんか?寝酒は体に悪いですよ!!
お酒を飲むと体の中では体内に有害物質の「アセトアルデヒド」が作られます。
その有害物質を解毒するのが【肝臓】です。
分解されると最終的に水と炭酸ガスになります。
それが尿や汗となって排出されるというしくみになっています。
なので、お酒を飲んで大量の寝汗をかくという事はありうる話です。
加齢によるホルモンバランスの乱れ
更年期障害の症状の一つです。
閉経すると、エストロゲンの減少によって自律神経が乱れ、体温調節ができなくなり大量の寝汗をかくことにつながります。
更年期障害は女性だけでなく男性もあります。多汗のほかにイライラしたり情緒不安定といった症状もみられます。
PMS(月経前症候群)による生理前の寝汗
女性で生理前になると汗をかく人もいます。
プロゲステロンの上昇により体温が上昇した状態が続くためと考えられているそうです。
一時的なもので、生理が来ると寝汗が改善される方がほとんどのようです。
悪い寝汗とは?
上記のこと以外でひどい寝汗をかく場合もあります。
このような寝汗は「盗汗」ともよび、体の脱水傾向があるときに起こりやすく、全身というよりは首筋~頭にかけて汗をかくことが多いようです。
寝汗がひどく、パジャマを着替えないといけないくらいだと何回も目が覚めて睡眠の質も低下し悪循環になります。
長期間にわたり大量の寝汗をかく場合は注意が必要です。
寝汗がひどくて考えられる病気
結核
自律神経失調症
甲状腺異常
悪性腫瘍
薬剤の影響
など他にもたくさん考えられる病気があります。
長期間寝汗で悩んでいる場合、医療機関へ受診しましょう。
体臭の悩み
寝汗をかくという事は、朝起きるとかなり汗臭い状態ではないでしょうか?
一番いいのはシャワーを浴びてスッキリすることですが、朝、なかなか時間がなかったりするとシャワーも浴びれません。
まずは寝汗をかかないように対策しましょう。
速乾性の良いパジャマや寝具に変えると快適に過ごせます。
冷却マットも使い汗をかきにくい環境を作ります。
汗消臭機能が付いたものもありますからぜひ検討してみてください。
私は、毎年夏は冷却マットを使っています。これがあるのとないとではだいぶ違います。エアコンの節約にもなるので重宝しています。
あと、汗をかくと脱水状態になりますからしっかり水分補給をしましょう。
私は、汗をかいたところにシブリーズなどでさらっとさせています。
まとめ
寝汗についてでした。
たかが寝汗。されど寝汗です。
これから梅雨や夏が来ると汗ばむ季節が来てさらに寝汗をかきやすくなりますが、できるとこから予防改善していきましょう。
ストレスをためないようにリラックスできる時間を見つけましょう。
私はお風呂に入っているときがリラックスできて良いです。
また、シャンプーとかアロマのものにしたりしてリラックスできるようにしています。
あとは、毎日ばらばらの時間過ごしていませんか?
生活リズムを整えることもストレスが軽減されるという効果もあるので試してみてください。