最近何だかやる気が出ない・・・。
体がだるいし、疲れやすいなんてことありませんか?
毎日、朝が来なくていいのにと思っている方もいるかもしれません。
まだまだ寝ていたいけど仕事に行かないといけない、学校があるから起きないといけません。
朝は元気にスッキリして起きて一日を過ごしたいものです。
毎日を充実して過ごすために早い段階で疲れを解消しましょう。
今回は、なかなか取れない『疲れ』について調べてみました。
Contents
やる気が出ない原因【無気力】
無気力感には種類があります。自分がどのパターンの無気力感(やる気が出ない)のかを見極めて解消法を見つけましょう。
① 精神疾患
② モラトリアム
③ 学習性無力感
これらの3つに当てはまると思います。それぞれについて簡単に解説します。
精神疾患
やる気が出ない事の精神疾患として一番聞いたことがあるであろうものに「鬱」があると思います。
やる気がない、気力や頭が働かないといった無気力感であれば精神疾患がほとんどかもしれません。
もし、当てはまったり気になるようであれば一度心療内科に行ってみてください。
鬱(うつ)病
つらい経験がトリガーになって起こる場合が多いようですが、様々な要因が重なっていることも少なくありません。
脳で必要なエネルギー(セロトニンやノルアドレナリンなそ)が欠乏しそれにより様々なやる気がなくなっていくといった症状が出ます。
ひどくなると日常生活にも支障をきたします。鬱には型があり、また重症度も様々なので、一度鬱かもと思ったら、一人で考え込まずに、誰かに相談もしくは心療内科の先生に話を聞いてもらいましょう。
退却神経症
聞いたことがない方も多いのでは?
職場鬱にも似た症状で、特定の場所のみで無気力になるやる気が出ないなどの症状が出るものです。
あえて無気力になることで、いやな環境から逃れようと(退却)しているものです。
統合失調症
聞いたことが多い病気だと思います。主な症状では幻覚や妄想など様々ですが、症状の中に意欲の障害があり、何かをしようとするやる気が障害されるといったことがあります。
モラトリアム
あんまり聞きなれない言葉ですが、『アイデンティティ拡散』ともいわれることがあります。
つまり、自分が今から何に向かって頑張ればよいのかわからない状況です。
今、毎日に充実感がないと感じる人はもしかしたらモラトリアム期間でアイデンティティの確立がうまくいっていない可能性があります。
学習性無力感
自分の目標が高すぎて、挫折や自信を失っているといった場合これにあたるかもしれません。
何をやってもダメだと思わずに、まずは自分の目標を見つめ直し頑張りすぎずに少しずつチャレンジして目標を達成していき自信を持ちましょう。
体がだるい原因
体がだるいと一言に行っても様々です。
肉体労働や夜更かしなど無理な活動をすれば、体も悲鳴をあげます。
こういう原因ならば、十分な休息をとって体を休ませてあげると回復するでしょう。
しかし、体のだるさがずっと残っている場合が問題になってきます。
原因として考えられるのが、
精神疾患
ストレス
血圧が低い
睡眠不足
無理なダイエットなどによる栄養不足
肝機能の低下
更年期障害
などです。
精神疾患やストレスなどは上記でも書いて通りのことが考えられます。
その他について軽く説明します。
血圧が低いとどうなるのか?
疲れやすい、だるい、めまい、耳鳴り、肩こり、食欲低下、集中力低下など朝なかなか起きれないなどといった症状があります。
睡眠不足
7~8時間の睡眠をとるのがベストです。しかし、生活習慣が乱れていて同じくらい寝ていても寝る時間がバラバラだと睡眠のリズムが整わず、結果的に睡眠不足になります。
まずは生活習慣を整える努力をしましょう。
無理なダイエットによる栄養不足
ダイエットだけでなく、一人暮らしだとつい好きなものだけ食べていませんか?
必要な栄養素が偏ってくると疲れやすくなります。また、コーヒーの飲みすぎも体がだるく感じる理由なんだとか!
飲んだ時はホット一息落ち着きますが、疲れを取るという意味ではあまりプラスなことではない様です。
肝機能の低下
血液検査で分かります。肝臓は沈黙の臓器ともいわれます。
肝臓が悲鳴を上げるとどういった症状が出るのでしょうか?
肝臓は代謝機能や解毒作用、エネルギー貯蔵などといった体になくてはならない大切な臓器です。
肝機能が悪くなり老廃物がたまると体にとっていらないものがどんどんたまり、体が疲れやすいといった症状が出ます。
更年期障害
日本人の更年期女性に多くみられる訴えとして、肩こりや疲れやすさがあげられます。
他にも頭痛、のぼせ、腰痛、汗をかくなど様々な症状が現れます。
これらの症状が日常生活に支障をきたすと更年期障害です。
婦人科に受診してみましょう。
寝たはずなのに疲れが取れない原因
私たちの体には自律神経があります。普段は交感神経、副交感神経を切り替えて生活しています。
睡眠中は副交感神経(リラックス)が優位になっています。
しかし、うまく副交感神経が働かないと良質な眠りが取れず、睡眠時間はしっかりとったのに眠たい。
疲れが取れた気がしないといったことが起こります。
まずは規則正しく生活することです。
昼夜逆転などになっていないか生活リズムを見直しましょう。
熱はないのに体がだるい原因
熱はないのにだるい。上記以外で考えられるのは貧血です。
血液は酸素を運ぶ赤血球がありその濃度大きさなどで貧血がわかります。
ヘモグロビンという赤血球の成分が減少すると体が酸素不足になり「だるい」と感じるのです。
疲れた時にやる解消法
① 良質な睡眠をとる
② 適度に体を動かす
③ 食生活を見直す
④ リフレッシュできることをする
疲れに効く食べ物
ビタミンB1、カルシウム、マグネシウム、パントテン酸、ビタミンC、トリプトファンをバランスよく摂取しましょう。
鶏肉:イミダペプチドにより疲労回復、自律神経の調整
レモン:クエン酸により疲労回復、消化促進作用
バナナ:トリプトファンにより良質な睡眠
他にも、豆類、牡蠣、納豆、卵、いちご、アーモンド、乳製品
などなど、様々な食材が精神的な疲れに効果があります。
まとめ
今回は、疲れについて書いていきました。
いろんな要因から疲れや無気力などといった症状が出てくるんですね。
まずは生活習慣を見直して疲れにくい体づくりをしましょう。
長文ありがとうございました。