沖縄生まれの女性ラッパー、Awichさん。2017年には自身が脚本と監督を務めた短編映画「aimer」がアムステルダム「ニュールネッサンス映画祭」でベスト・ファンタジー部門を受賞しました。
今回はAwichさんの家族などについて紹介します。
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Awichの旦那は?
Awichさんの旦那は14歳年上の黒人男性です。Awichさんは高校時代にアメリカ留学を経験し、19歳から本格的にアメリカ留学。両親は「勉強するなら」ということでアメリカにわたる娘をサポートしましたが、Awichさんは通学途中に声をかけられ、車で学校へ送ってもらったことをきっかけにその男性と交際を開始、22歳の年に結婚に至りました。
娘の留学中の結婚に両親は反対し、「もうサポートしない」とまで言われてしまったそうですが、それでもAwichさんは相手男性との結婚、出産を決意したのですね。
旦那はかなり破天荒な人物
Awichさんの旦那は、Awichさん曰く「背はそんなに高くない」「態度と声はデカい」「カリスマを持った人で友達もとても多かった」という方だったようです。Awichさんが書いた曲を褒めてくれる方でもあったようですね。
一方でその人は、ニューヨークの刑務所に8年間入っていたこともあったようで、Awichさんも恋に落ちた後にだんだん「やばい人だ」と思い始めたそう。それでも、話を聞く中で相手男性の歴史を感じ、「今生きているのが不思議」「そばにいてあげたい」「変われるきっかけに私がなるんじゃないか」と、その人と共に生きたいと思うようになったそうです。
妻の妊娠中に逮捕される
Awichさんの旦那は、これまで3人ほどの女性との間に子どもをもうけていたそう。ただ、Awichさんと以前に結婚したことはなかったそうです。
Awichさんが妊娠5ヶ月目の頃には、銃刀法違反と子どもの養育費を払っていないことから旦那が逮捕されることに。それでも、出産の三日前には出所し、その後はAwichさんに学校の清掃員として働くと約束したそうですよ。
何者かに射殺される
娘の出産の3年後、Awichさんは家族で日本に戻り暮らすことを決意。ひとまず自身の就活のため、一人で東京に来ていた間に、義母から旦那が射殺されたことを知らされました。
すぐに、当時住んでいたインディアナポリスへ戻ったものの葬儀には間に合わず、結局射殺した犯人も誰かは分からなかったのだとか。亡くなる二日前が出会った記念日だったとのことで、その際にメールのやり取りをしたのが最後になってしまったそうです。
Awichの娘は?
Awichさんは2008年に長女を出産しました。娘さんの名前はトヨミ・ジャミラさんです。3歳の時に父を失い、当時は火葬後に「ダディは?」と母に尋ね、もういないことを教えられて泣くといったことを数度繰り返すなど、父の死を理解できないところもあったそうです。それでもAwichさんは、父の死を幼い娘にありのまま話し、海への散骨も娘とともに行ったそう。悲しみを乗り越えてトヨミさんは成長し、父がいないことで駄々をこねるようなこともなかったのだとか。近年は、親子で共にステージに立つこともあるようですよ。
Awichの現在は?
ラッパーとしてのAwichさんは2006年にインディーズとしてデビューし、一時は表舞台への夢を諦めかける時期もありましたが、紆余曲折を経て2020年にメジャーデビューを果たしました。現在はミュージシャンとして表舞台で活躍しています。
また、2022年には映画「永遠の1分。」で主題歌を担当すると同時にヒロイン役として出演。歌手に留まらず様々な活動をされているのですね。
参考サイト:夫との死別、10年の空白を経て――「葛藤をさらけ出して進む」Awichの覚悟(Yahoo!ニュース オリジナル RED Chair)
最後に
今回はAwichさんの旦那や娘について紹介しました。衝撃的で波乱万丈な半生を送ってきたAwichさん。現在の彼女の活動や歌には、そんなAwichさんの経験が活かされているのでしょうね。