2023年舞台化が決定!『エヴァンゲリオン』がここまで人気の理由は?

2023年5月、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』の上演が決定しました。あの新世紀エヴァンゲリオンが主演・窪田正孝で舞台化されるということで、話題になっています。

ストーリー自体はシン・エヴァンゲリオン劇場版で完結しましたが、まだまだメディア展開が多く、その人気は衰えることを知りません。

本記事では舞台・エヴァンゲリオンの情報や、エヴァ人気の秘密について紹介します!

Contents

『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』公演情報

『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』は5月に新宿歌舞伎町で公演されるほか、6月に長野・大阪でも公演予定です。本作は壊滅的な状況にある地球と、そこで生き残った人々を描くオリジナルストーリーとなっています。

【東京公演】

  • 公演日程:2023/5/6(土)~5/28(日)
  • 会場:THEATER MILANO-Za

(東京都新宿区歌舞伎町1丁目29番1号 東急歌舞伎町タワー6階)

【長野公演】

  • 公演日程:2023/6/3(土)~6/4(日)
  • 会場:まつもと市民芸術館

(長野県松本市深志3丁目10−1)

【大阪公演】

  • 公演日程:2023/6/10(土)~6/19(月)
  • 会場:森ノ宮ピロティホール

(大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1丁目17−5)

【チケット情報】

S:¥13,000 A:¥9,500 (税込・全席指定)

※オリジナルラベルのペットボトル飲料付き

ストーリー

壊滅的な状況になった地球と生き残った人々。人類再生の“切り札”を発見し、希望に向けて突き進む「エヴァンゲリオン」と搭乗する14歳の少年少女たち。しかし、計画に繋がりを持つ、ある集落のリーダー・渡守ソウシ(窪田正孝)は、新たな悲劇の扉が開くのを目撃。真相を探るため、ソウシは特務機関の女性・瑞穂ユウ(石橋静河)に接触する――。

出演キャスト

窪田正孝 石橋静河 村上虹郎 永田崇人 坂ノ上茜 村田寛奈 宮下今日子 田中哲司 大植真太郎 大宮大奨 渋谷亘宏 AYUMI 森井淳 笹本龍史 渡邉尚 高澤礁太 権田菜々子

歌唱:山脇千栄(東京・長野公演) 阿部好江(大阪公演)[太鼓芸能集団 鼓童]

エヴァンゲリオン 人気の4つの理由

アニメに詳しくない人でも多くの人がタイトルを知っているエヴァンゲリオン。本作はなぜここまで人気になったのでしょうか?その理由を考察してみました。

①考察したくなる難解なストーリー

エヴァンゲリオンには難解な設定や用語が多く出てきます。エヴァのアニメを1回見ただけで理解できる人はいないと言っていいでしょう。だからこそ難しい内容や設定を考察・議論する人が増え、知名度が上がったのだと思われます。更にインターネットの普及によって、考察ブログやYoutubeで考察動画を上げる人が出てきたのも人気の要因の一つではないでしょうか。

②監督・庵野秀明による細かすぎる演出

エヴァンゲリオンには独特な演出が多く使われています。オープニングの映像ではサブリミナル効果を駆使していたり、キャラクターの内面を表現するシーンでは、街の風景や電車の車内、自然の風景、物のアップを多用したりと他のアニメがやっていない精密な演出が多かったです。何気ない細かい演出の中に登場人物の心情が表れていたりと、何度も見返したくなるような映像になっているのも人気のポイントです。

③レイかアスカか論争

エヴァを見たことがない人でも、綾波レイ、アスカといったキャラを知っている人は多いのではないでしょうか。無口で無表情なレイと、喜怒哀楽の感情が強いアスカは対照的なキャラクターです。だからこそ、ファンの間では度々「レイ派かアスカ派か」という話題が飛び交います。ヒロイン2人の強いキャラ付けも、人気の一つではないかと考えられます。

④主人公・碇シンジへの共感

エヴァ放送当時の1990年代は、アニメの主人公といえば頼りがいのあるヒーローというイメージが強い時代でした。しかしエヴァの主人公・碇シンジは、マイナス思考で、めちゃめちゃ内省的。何かと自分を自分で追い詰めてパニックになってしまう男の子でした。どこにでもいる等身大な男の子というキャラ付けが視聴者の共感を生み、話題作になりました。

まとめ

舞台化も決定したエヴァンゲリオンの人気の理由について紹介しました。1995年のアニメ放送から28年が経ちますが、まだまだ人気は衰えないようです。舞台化の他にもまだまだメディア展開やイベントがありそうなので楽しみですね!