ウクライナに軍事侵攻したロシアと戦うために外国人志願兵を募り、外国人部隊を編成をしています。
すでに各国の志願者がウクライナへ赴いているようですが、日本人の志願者が70名程あられるようです。
そこで、ウクライナへ義勇兵として戦闘に加わる際の募集条件や各国の政府の反応についてまとめました。
日本人が義勇兵として戦争に参加することは、「罪」に問われるのでしょうか?
ウクライナ義勇兵の募集条件は?
ウクライナ義勇兵の日本人志願者は戦争に参加したら「罪」になるのか?
ウクライナ義勇兵の各国の政府の対応(反応)は?
ウクライナ義勇兵に関してのTwitterでのみんなの反応は?
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Contents
ウクライナ義勇兵の募集条件は?
ゼレンスキー大統領は27日、ボランティアとしてウクライナ兵と共にロシア軍に対して戦いたい各国の方々へ、新しく設置されるウクライナ領土防衛部隊外国人軍団への動員を呼びかけた。お問い合わせは在日ウクライナ大使館まで。
在日ウクライナ大使館
〒106‐0031東京都港区麻布3丁目5-31
電話番号:0354749770
大使館の方に伺った所、参加には幾つかの条件があります。
①自衛隊経験者であること
②パスポート保持者であること
③過去に犯罪歴が無い事
④自費でウクライナの隣国へ移動できること
⑤義勇軍参加に関しての報酬は無い— ザコ@消毒担当 (@IJAIJN) February 28, 2022
①自衛隊経験など、専門的な訓練の経験
②パスポート保持者であること
③過去に犯罪歴がないこと
④自費でウクライナの隣国へ移動できること
⑤義勇軍参加に関しての報酬はない
自衛隊経験などがあり、即戦力として期待できる人のみ募集をしているようです。
承諾した人のみ在日ウクライナ大使館まで連絡を欲しいそうです。
後日、ウクライナ大使館と面談をして採用の合否が決まるようです。
英語やロシア語・ウクライナ語が話せたほうが現地での連絡などがスムーズだと思います。
ウクライナ大使館には日本語通訳さんがいらっしゃるようです。
自費でウクライナまでいくにはまず、日本からポーランドへ渡りポーランドからウクライナへ近いコルチョバまで行き、ウクライナ入りするようになると思います。
となりの「リヴィウ」はウクライナです。
東京からポーランド(ワルシャワ)までの飛行機代は約73932円~でした。
ポーランドのジェシフまでの飛行機(ウクライナに近い)は往復で約14万円でした。
日本からジェシフまで約34時間ほどかかるみたいです。
遠いですね。
まず、ポーランドのジェシフ→コルチョバ→リヴィウ(ウクライナ)入りという流れになると思います。
ウクライナ義勇兵の日本人志願者は戦争に参加したら罪になる?
日本の政府は参加しないように呼びかけています。
在日ウクライナ大使館の募集のTwitterも削除されています。
林芳正外務大臣「現在外務省としてウクライナ全土に退避勧告を発している。目的のいかんを問わず、同国への渡航をやめていただきたい」
というコメントをされています。
日本では、義勇兵として戦争に参加しようと海外渡航する人もおられるかもしれません。
義勇兵の募集に応じた場合、「刑法第93条私戦予備・陰謀罪」に問われる可能性があるそうです。
そんな法律があったんですね。
私戦予備・陰謀罪は3ヶ月以上5年以下の禁固刑で、自首して準備や陰謀の内容を明かすなど捜査に協力した場合は刑が免除されるようです。
ちなみに、2014年に過激派組織「イスラム国」(IS)に参加するために海外渡航を準備をした男子学生5人が書類送検されています。
大使館のコルスンスキー大使は「(義勇兵の募集に応じることが、日本の)国内法に違反するものであってはならない」
つまり、義勇兵に志願した元自衛官などの方々が日本で裁かれることがあってはならないと言ってくださっています。
私は、せっかく義勇兵に志願してくださった方が何らかの日本の刑法で裁かれることがあっては申し訳ないという意味だと捉えました。
また、日本政府は「いかなる理由でも渡航はしないでください。」とのことなので、
日本政府としては、「戦闘に加わることも、現地で救助活動などの非戦闘行為もしないで!」ということなんでしょう。
ウクライナ義勇兵募集に関する各国の政府の対応
日本政府の対応は、先にも述べたように「目的のいかんを問わず、同国への渡航をやめていただきたい」とのことで、推奨をしていません。
自衛隊が有する防弾チョッキやヘルメット、衛生用品(医薬品など)の装備品を提供する
日本としては、直接武力になるものではなく、身を守るための装備を提供するようです。確かに必要ではありますが・・・・。
義勇兵の志願者は日本だけではなく各国に志願者が大使館に訪れているようです。
タイでは積極的に応じているようです。(オンラインで募集を受け付けています)
徴兵制度がタイにはあるので軍隊経験がある方が多く、義勇兵に対する問い合わせが相次いでいるようです。
政府として公式に認めてはいないが、トラス外相は「自由と民主主義への闘争を支える行動を支持する」とコメントしています。
すでに英国では数百人単位での義勇兵の登録を済ませているようです。
志願された方の中には、「銃を持ったことがない人」も多いと話していました。
義勇兵に国民が応じたとしても「法的な問題はない」と容認しています。
議会の全会一致で「志願兵の渡航を認める」ことが決定しています。
このように各国で志願兵への容認をしている一方、日本のように許可が下りない国もあります。
自分の国の人間が戦争地域に入ることで戦争に巻き込まれる事を懸念しています。
日本政府と同じ様に、アメリカやイギリス(英国)はウクライナへ渡航しないように呼びかけています。
しかし、米国やカナダ、英国の志願兵もいるようです。
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ウクライナ義勇兵Twitterでのコメントまとめ
義勇兵、ウクライナはより多くの戦力を必要としてるし、多くの訓練を受け兵器の取り扱いに慣れた自衛官は歓迎されるとは思う
素行も日本人ならある程度安心出来るだろうし— il (@k__12341234) March 1, 2022
義勇兵、日本は許可しないだろうな。志願した人たちの志は素晴らしいと思うし、ウクライナの為に何かしたい気持ちもわかる。でもね、日本の政治家には、何かが起こった時に責任を取ろうとする人はひとりも居ない。日本は何も起こらないように何もしないを選ぶ国だと思う。今までずっとそうだった。
— 梓弓 (@alexandrite1740) March 1, 2022
日本人義勇兵に関して意見が分かれていますね。
スゴイ
素晴らしい
頭が下がる
という意見がある一方で、
「命の重さを考えて欲しい」「自分を大切に」という心配する声もありました。
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