2000年前半のお笑いブームをけん引してきたコンビ・スピードワゴン。インパクト大な芸風で人気を博してきました。この記事では、今何かと世間を騒がせているスピードワゴン小沢さんについて振り返ってみたいと思います。性加害報道で活動を自粛しているスピードワゴン小沢さんですが、2000年から20年以上にわたるブレイクを経験し、その内面や人柄も評価されてきました。
スピードワゴン小沢さんのブレイクの軌跡について、時系列でご紹介していきましょう。
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スピードワゴン小沢のブレイクを振り返る!
スピードワゴン小沢さんは、愛知県出身のお笑い芸人です。熱心な中日ドラゴンズファンとしても知られ、スピードワゴンのネタを作ってきました。コンビの相方である井戸田潤さんとの仲の良さも定評でしたね。
【2000年】オンエアバトルの常連に
1998年に結成したスピードワゴンは、当時放送されていたNHKのネタ番組『爆笑オンエアバトル』に出演するようになり注目を浴び始めました。
【2002年】M-1グランプリの決勝に進出
2002年、ますだおかださんが王者に輝いたM-1グランプリで、敗者復活戦を勝ち抜き決勝進出を果たしたスピードワゴン。現在のM-1の雰囲気とは違い、審査員が笑うことなく殺伐とした雰囲気の中で、これまでにない緊張を味わったそうですよ。M-1に出演したことで仕事は増え、給料もこれまでの100倍に跳ね上がったのだそう!
【2004年】「あまーい!」でコンビが大ブレイク
スピードワゴンの芸風は、ツッコミ・井戸田さんのネタに対しスピードワゴン小沢さんが甘いセリフを囁き、井戸田さんが「あまーい!」と叫ぶのが定番でした。あまりにキザなセリフを発するスピードワゴン小沢さんの知名度は上がり続け、大ブレイクを果たします。
甘い言葉をネタにしようと思ったのは、飲み会の席でウケたことがきっかけだったそうで、先輩芸人のアンジャッシュ・渡部さんが「オザなら永遠に甘い言葉を生み出せるんだから、ネタにしたら?」と助言してくれたことが決め手だったのだとか。
【2014年】「セカオザ」で再ブレイク
相方・井戸田さんの結婚や離婚が重なり、コンビとしての人気も低迷していた時期がありましたが、2014年に転機が訪れます。バラエティー番組『アメトーーク』にて、親友・チュートリアル徳井さんが発案した「小沢という変人」という企画で、スピードワゴン小沢さんの独特な感性や人柄をフィーチャーし放送すると、瞬く間に再ブレイクを果たしたのです。
芸人らしくないキザな言葉に、予測不可能な発言はテレビでも面白さを増していき「セカイノオザワ」「セカオザ」というあだ名が定着するまでになりました。
【2023年】松本人志の性加害報道で共に活動休止
先輩芸人・ダウンタウンの松本人志さんが過去に起こした性加害報道を受け、松本さんに女性をアテンドしていたとされるスピードワゴン小沢さんも、芸能活動を自粛することを発表しました。
まとめ
当て逃げを起こしたフジモンこと藤本敏史さんに続き、スピードワゴン小沢さんも問題を起こし自粛という形になりました。スピードワゴン小沢さんは「あまーい!」という漫才と、セカオザと呼ばれるカリスマ的人気を呼んだ2度のブレイクを経験しており、これまで20年以上にわたってお笑い界をけん引してきました。50歳を目前に髪を染め、新たないで立ちでさらなる活躍が期待されていた矢先の出来事は、世間に衝撃を与えましたね。芸能界復帰がいつになるか発表されていませんが、またブレイク当時の芸風が見られるときは来るのでしょうか。