【サッカーワールドカップ】史上初の3カ国共催!2026年の開催国は?

2022年のカタールワールドカップは、アルゼンチンの優勝で幕を閉じました。

決勝戦はPK戦までもつれ込む、手に汗握る死闘!正しく、歴史に残る一戦となりましたね。すでに、今から4年後の大会が楽しみだという方も多いのでは?

そこで、今回は史上初の3ヵ国共催となる「2026年のワールドカップ開催国」について紹介します。

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ワールドカップ 2026は史上初の三カ国共催!

2026年のワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの三ヵ国共催で行われることが決定しています!

これまで22回のワールドカップの歴史の中で、複数国での共催となった事例は2002年の日韓ワールドカップのみ。3ヵ国となると初めての事例となるのですね。

アメリカというと「サッカー不毛の地」と呼ばれることもある土地ですが、カタールワールドカップではアメリカ、カナダ、メキシコの3ヵ国がいずれも出場し、アメリカはグループステージを突破する活躍を見せました。

カナダで史上初のワールドカップ!

カナダがワールドカップの舞台となるのは、90年以上のW杯の歴史の中で初めてのことです!とはいえ、2017年には女子ワールドカップが行われており、大会運営の実績は持っている地になります。

2022年、36年振り二度目のワールドカップ出場を果たしたカナダですが、いずれの大会でも0勝3敗でグループステージ敗退となっています。母国開催でワールドカップでの初勝利を挙げることはできるのでしょうか。

アメリカ開催は32年振り!

アメリカでは、過去に一度ワールドカップが開かれています。1994年大会でブラジルが4度目の優勝を果たした大会ですね。決勝戦を戦ったのは、ブラジルとイタリア。なんと120分戦って0対0に終わり、そのままPK戦で決着をつけたのです。決勝戦がスコアレスとなったのは全22回大会の中でこの大会のみとなっていますよ。

同大会でアメリカはグループステージを突破したもののベスト16で大会を終えています。近年はグループステージ突破も多いアメリカ、母国開催で2002年の日韓ワールドカップで記録して以来のベスト8、更にその先へと進んでほしいですね!

史上初3度目の開催国となったメキシコ

メキシコでの開催は、これで3度目となります。意外に思われる方もいるかもしれませんが、過去に3度ワールドカップを開催した国はありません。メキシコが最多開催国となるのですね。1970年開催の大会ではブラジル、1986年の大会ではアルゼンチン、いずれも強豪国が優勝を果たしています。

メキシコは、1994年大会から8大会連続でワールドカップに出場し、2022年大会はグループステージで敗退したものの他7大会ではベスト16となっています。最高記録は1970年、1986年のベスト8です。母国開催で久々のベスト8、それ以上の成績を期待したいですね。

ワールドカップ 2026 開催国決定の経緯は?

どうして2026年のワールドカップは三ヵ国での共催となったのでしょうか。珍しいことですから何か特別な事情があるのかと思いきや、実際には2017年の開催国立候補の段階でアメリカ、カナダ、メキシコの三国は共同での立候補を行っていたのです。

三国に遅れてモロッコが単独開催で立候補すると、その後通常通りに二つが競うように、三国とモロッコとで大会招致一騎打ちとなりました。ちなみに、開催国立候補の締切日は2017年11月30日だったのですが、これは予定よりも延長された日程だったようです。候補地が少なかったことが影響しているのかもしれませんね。

モロッコの評価は低かった

正式な開催国決定までに、両候補地の視察などが念入りに行われました。しかし、モロッコはインフラなどに不備があり、2018年の調査時点で三国側が「既に大会運営が可能なレベル」と判断されたのに対し、モロッコは「大幅なインフラ整備が必要」という見込みになったのです。

大会収益見込みもモロッコ約72億ドルに対し、三国側が約143億ドルと倍近い差がつきました。

開催国投票でも三国が圧倒

最終的に、2018年6月13日のFIFA総会で開催国投票が行われ、開催国が決定しました。

投票資格を持つ206協会から200協会が投票に参加し、三国側は134票、モロッコ側は65票を獲得。ここでもやはり倍以上の票差をつけ、有効投票数の50%の基準もクリアした三国が正式に開催地として決定したのでした。

2026年のワールドカップは参加国がそれまでより16ヵ国増え、48ヵ国となることが決まっていたため、三ヵ国共催になったのはその影響もあるのかもしれません。

最後に

今回は、2026年ワールドカップの開催国について紹介しました。史上初の3ヵ国共催ということで今から胸が高鳴りますね!

2026年ワールドカップは出場枠が16も増え、48の国で争うことになるのも注目ポイントの一つ。今まで以上の熱い戦いが期待されますよ!