アジサイの花言葉と種類は何がある?色ごとに変わる意味と由来は?

6月の花としてまず思いつくのがアジサイではないでしょうか?
6月の誕生花としても存在しています。
雨の季節に青やピンクなどのアジサイが咲いていると季節を感じアジサイを見てきれいだな。と心を癒されます。

そんなアジサイですが、実は色んな花言葉があったのを知っていますか?

私の地元にも公園などにたくさんアジサイが植えて会って毎年きれいな花を咲かせています。

アジサイってなぜ、青やピンクなど咲いてから咲き終わりで色が変化するのでしょうか?

そこで今回はアジサイについて花言葉や名前の由来と色ごとの意味をまとめてみました。

アジサイの種類もたくさんあるみたいです。

私は、母親と同じ名前のアジサイを去年誕生日に渡してとても喜んでくれました。

アジサイを贈る↑

きちんと意味を知ってから渡すとよりいっそう気持ちが伝わる気がします。

Contents

アジサイの名前の由来

アジサイ(紫陽花)はどのようにして名付けられたのでしょうか?
アジサイになった説は2つあります。
1つ目は、【あぢさゐ(味狭藍)】【「あぢ」は誉め言葉、「さゐ」は青い花】という意味がありそれが語源ではないかという説。

もう一つの説は【あづさあい「集真藍」】(藍色が集まったもの)が語源ではないかとする説があるようです。

どちらも共通点は漢字表記は同じく【紫陽花】であることです。
漢字表記は平安時代の学者が唐の詩人白居易(はくきょい)が別の花につけた紫陽花を勘違いして漢字をあてたのが始まりでそのまま広まったと考えられます。

ちなみに英名ではハイドランジア(Hydrangea)といいます。

これはギリシャ語の「水の器」が語源だそうです。
水:hydōr(ヒュドール)
器:angeion(アンゲイオン)もしくはangos(アンゴス)

なぜ、アジサイの色が変わるのか?

紫陽花が咲いてきれいな青色の花がついているとおもったら、気付けばピンクっぽく変化していることないですか?これはいったいどういう事でしょうか?

アジサイの性質として土壌のpHや花が咲いてからの日数で変化するようです。

アジサイにはアントシアニンという色素があります。
アントシアニンに土から吸収したアルミニウムが混ざることで色が青に変化します。

つまり、

土が酸性の場合→アジサイの色は青色
(アルミニウムが溶けて吸収されやすい)

土がアルカリ性の場合→アジサイの色はピンク色

なので、酸性雨が降りやすい日本では青色のアジサイが多く、アルカリ性の強い土のヨーロッパではピンク色のアジサイが多いようです。

白いアジサイの場合はアントシアニンを持っていないので土のpHで変わることはありません。

また、咲き始めは黄緑のようなクリーム色→水色→青→青紫→赤紫(ピンク)に変化します。

こうして変化する花もいいですね。
いろんな色を楽しめますし、土壌のことを知っていると、ここの土は酸性なのかアルカリ性なのかわかるので違った目でも見ることができます。

アジサイの種類

アジサイの種類は3000種類もあるといわれていますが、
大まかに分けるとセイヨウアジサイガクアジサイです。

セイヨウアジサイは日本原産のアジサイをヨーロッパで品種改良されたものです。
日本で見かけるアジサイの多くはこのセイヨウアジサイです。

ガクアジサイは日本原産のアジサイです。密集した花の周りに額のように装飾花をつけます。

アジサイの花言葉

花言葉はいろいろあるようで、昔は「移り気」「浮気」などから結婚式や贈り物としてはマイナスイメージだったので避けられてきましたが、「家族団らん」「元気な女性」などプラスイメージの花言葉も知られるようになってから贈り物などにも選ばれるようになりました。

アジサイの色別の花言葉

母の日に贈る花としても人気になってきているアジサイですが、色によって意味が変わってくるのでしっかりチェックしましょう。

白色のアジサイの花言葉

花言葉:【寛容】【ひたむきな愛情】
最近では、真っ白いアジサイを結婚式のブーケなどに使うことが増えてきています。寛容という意味は相手のことに対して広い心で受け止める。という事です。

青色のアジサイの花言葉

花言葉:【冷淡】【無情】【忍耐強い愛情】【あなたは美しいが冷淡だ】などがあります。
結構、マイナスなイメージの花言葉です。
日本でよく見るアジサイは長い雨の間を耐え忍ぶイメージがあるのでこういった花言葉が付きました。
【忍耐強い愛情】というのはポルトガル医師のシーボルトが国外追放で日本に残した妻を思ってつけられたものと言われています。

紫系のアジサイの花言葉

紫色のアジサイの花言葉:【移り気】【浮気】【ほら吹き】など
あまりよくないイメージの花言葉が多いですが、ピンク色のアジサイだと【元気な女性】【強い愛情】などの花言葉になります。
梅雨のないヨーロッパではピンク系のアジサイが多いことからヨーロッパ女性の華やかなイメージを感じます。

ピンクのアジサイを購入する↓

緑色のアジサイの花言葉

緑色のアジサイは色が変化しないというわけではなく、だんだんとほかの色に変化することが多いです。

緑色のアジサイの花言葉はありませんが、緑色のアジサイの代表として【アナベル】という種類があり【アナベル】の花言葉は【ひたむきな愛】です。

アジサイまとめ

アジサイの色の変化について酸性かアルカリ性で変わるんですね。
簡単に土のpHを測る機械もあるようですよ。

アジサイはそのまま切らずにおくとアンティーク調の秋色アジサイになります。
アレンジしたりリースにするとかわいくて素敵ですね。

こんなにたくさん意味や楽しみ方があるんですね。また、育て方も簡単で、私の家のアジサイも枯れたかと思ったけどちゃんと毎年葉を付けてきれいに咲いてくれます。

青色系アジサイなので酸性になるように調節したいと思います。

アジサイを贈る↓