母の日の由来や意味は?簡単なカーネーションの選び方とプレゼントとは?

近くにいても、遠くにいてもいつも心配してくれる存在。
お母さん。

今まで、迷惑や心配をかけて苦労をさせてしまったと思います。
プレゼントを贈り、年に一回お母さんに“感謝”を伝える日そう母の日です。

5月にある母の日ですが、いつだっけ?町のコーナーに母の日のイベントがあるとそろそろ準備しないと!と思います。

*5月の第2日曜は母の日

そもそも母の日は何の日か由来は?なんでカーネーションなのか知っていましたか?

今回はそんな母の日についていろいろまとめてみました。

Contents

母の日とカーネーションの由来は?

母の日は日本だけでなく、世界各国に存在しています。
例えば、日本やアメリカ、カナダ、イタリア、ドイツ、フィンランド、中国などは母の日を5月の第2日曜とし、スウェーデンでは5月の最終日曜、スペインでは5月の第1日曜となっています。

日本の母の日はアメリカから伝わったそうです。
諸説あるようですが、一般的に知られているのは、1905年にアメリカのアンナ・ジャービスさんが、母の追悼式で母の好きな白いカーネーションを飾り、参列した人々にも白いカーネーションを配ったことが由来です。

母の日の起源について

アンナの母親は社会活動家でもあり、病気や貧しい人のために募金活動や食品の検査、公衆衛生を正すことや、
南北戦争時に兵士や地域の人々を集めて「Mother’s Friendsship Day」というお互いの敵意をなくそうと試みたイベントを開催したりと社会に貢献した人物です。
日曜学校の牧師でもあり生前、「母の恩の深さを人々に悟らせる方法を考えましょう」という言葉が残っており、アンナもそんな母を見てきたからこそ、亡くなった母を偲び母の日の成立を目指して活動し、当時の大統領であるウィルソン大統領の提唱により1914年に5月の第2日曜日が母の日となりました。

日本で母の日が広まったのはいつ?

日本で最初に母の日が行われたのは明治時代末期までさかのぼります。

1937(昭和12)年に「第1回 森永・母の日大会」が開催されました。これが一番最初です。開催されるまでに少し時間がかかりました。以下で説明します。

1913年ごろに当時の青山学院の牧師がアメリカで広まりつつあった母の日を紹介され、キリスト教会や日曜学校などでイベントが行われるようになりました。

このころはまだ今のように知れ渡ったイベントではなく、一部の人だけでした。

昭和になると、1931年大日本連合婦人会が結成されたのをきっかけに皇后の誕生日を母の日と定めたそうです。
しかし、国民に普及したきっかけは皆さんがよく知っているであろう森永製菓です。

そして、1937年に全国的に広まりました。
しかし!
戦争がはじまりイベントができるような状況にはなくなります。

戦後になると、だんだんと国民の生活も落ち着き1949年に日本もアメリカの風習を取り入れようと5月の第2日曜日を母の日としました。

さらにお菓子メーカーがこぞって母の日と売り上げにつなげようと各地でイベントやプレゼントで人々に認知されて行き、定着しました。

バレンタインやクリスマスとおんなじですね。

カーネーションの色の意味

お花屋さんに行くとこんなに種類があるのかと思うほどいろんな色のカーネーションがありますね。
母に贈るカーネーションはいったいどれが好ましいのでしょうか?
色々調べてみたので参考にしてください。

注意:白いカーネーションは絶対贈らない!

今まで書いてきたからお判りでしょうが、白いカーネーションは亡くなった母に贈るものです。ご存命なら白は絶対避けてください。感謝を伝えるどころか親不孝者です。
ご注意ください。

カーネーション全体の花言葉

『無垢で深い愛』 です。
それぞれの色ではどうでしょうか?

贈ってよい色

赤色:母への愛、母の愛、感動など

母親や女性の愛情を表す花言葉をたくさん持っています。母の日に贈られる定番の色です。

ピンク色:女性の愛、熱愛、美しい仕草、感謝、上品・気品、暖かい心など

“女性“を褒める花言葉がたくさんあります。
また、ピンク色は女性的な雰囲気をもっているので、女性へのプレゼントにもぴったりです。

オレンジ色:純粋な愛、あなたを熱愛します、清らかな慕情など

母に贈ると言うより恋人に向けた花言葉です。

青色:永遠の幸福

青色の花を咲かせるのはとてもむずかしく、白いカーネーションに青色の水を吸わせたタイプと、遺伝子組み換え技術によって生み出された青紫色の2種類が存在します。
はっきりとした青色の開発は難しく、作れたら一生幸せになるという思いから永遠の幸福と花言葉がつけられました。

緑色:癒やし、純粋な愛情など

“癒やし“という花言葉がつけられており、緑色には人の気持ちを和らげてリラックスさせる効果があります。いつも優しく、おだやかな女性におすすめの花色です。

あまりお勧めしない色

黄色:嫉妬、侮蔑、軽視、軽蔑、美、愛情の揺らぎ、友情など

・ マイナスイメージの花言葉が多いですね。きれいなのに個人的にはもったいない気がします。

濃い赤(深紅):私の心に哀しみを、欲望

赤いカーネーションに“哀れみ”という花言葉があり、その赤色が深くなればなるほど哀しみも深くなるということでプレゼントには向きません。

紫色:気まぐれ、移り気、誇り、気品など

良い言葉と悪い印象の花言葉があるので送るときはメッセージカードなどを添えて渡しましょう。

絞り色・複色:愛の拒絶、私はあなたの奴隷になる、愛の拒絶など

なかなか重い花言葉ですね。売られているのはきれいなのに知ってしまったら贈るのは微妙です。
基本となるカーネーションの色を考えて組み合わせると良いと思います。

なぜ赤いカーネーションなの?


母の日の活動をしたアンナと同じようにお母さんに白いカーネーションを送るのは生きているお母さんには縁起が悪いことから、アンナさんはお母さんがご存命なら赤いカーネーションを贈ることにしたそうです。
日本ではアメリカと同様に白いカーネーションと赤いカーネーションを区別していたそうですが、白いという事はお母さんがいないという事になり。傷つく子供たちもいるという配慮し、母の日は赤いカーネーションを贈ることになったようです。

母の日のプレゼントは何がよい?最近の主流は?

ここまで、母の日のカーネーションについて書いてきましたが、今ではお菓子や母親の好きなものや旅行など様々なものをプレゼントとして送っているようです。

自分も母の好きな花を贈ったり必要だと思うもの等を送ってきました。

結局、自分の母が喜んでくれるものをチェイスしてあげれば良いと思います。

もらって喜ばない母はいないと思います。
手作りなんかもよいかもしれません。

去年は母と同じ名前のアジサイを送りました。とても喜んでくれて頼んでよかったと思います。

こういうのを手作りするのも手間はかかりますが素敵だと思います。

世界でただ一つのものを贈りましょう!

 

 

 

 

母の日まとめ

母の日について改めて知ることができました。今年は何にしようか考えるのもまた楽しみの一つです。
読んでくださりありがとうございます。